店頭に在庫しているヴィクトリア湖のシクリッドの紹介です。
Haplochromis sp.flame back
ハプロクロミス Sp.フレームバック
扁平でやや体高があり体の上半分が赤く染まるシクリッドです。
雄は背鰭及び尻鰭が大きく、色合いも相まって求愛や闘争の時には特に美しくなる魚だと思います。
ドイツブリードの個体をもとに増やしています。
Pundamilia nyerery
プンダミリア ニエレリィ
雄は青い頭部に赤い背、黄色い腹と三色はいったシクリッドです。興奮時には頭部と腹部にメラニンでくっきりと模様が浮かび上がります。
マレーシアのブリードものをもとに増やしていますが、雑種ではなさそうです。
Neochromis nubilus
ネオクロミス ヌビルス
雄は興奮時に真っ黒な体色に鰭のエッジが深紅にそまるシクリッドです。現在の個体はチェコブリードのものを元に増やしていますが、雌もエッグスポットがあります。上記の二種には雄のみエッグスポットがはいります。
他の地域の魚にはないどくとくのカラーパターンだと思います。
ヴィクトリア湖シクリッドの飼育に関して
水質はPH弱アルカリが好ましいようですが、マラウィやタンガニィカとくらべるとかなり丈夫な魚になると思います。
産卵に関しては極力新しい水で弱アルカリ性のものを用意しないと産まないか、生んでも卵がすべてだめになります。
魚の性質に関して、マラウィのムブナと同等程度の荒らさがあります。ムブナほどは歯の発達したものはいないようですが、ムブナのように苔を食む動作を時おり見かけます。
混泳に際しては、数を揃えることと水槽サイズ90cm~120cmが望ましいと思います。
元々があまり大きくはならない魚になりますので、飼育自体は60×45×45でも可能ですが、闘争はムブナと同等程度に激しくなることもあり、広い空間があったほうが状態よく飼育できます。
餌に関してはムブナに近い食性と見えるのですが、現在のところ腹水病や、消化不良を起こした個体はいませんので、酸化や腐敗等をした餌を与えなければ、神経質になる必要もなさそうです。当店では日清紅丸飼料のおとひめS-2をメインで与えております。
基本的にはかなり丈夫で餌も選り好みがありません。
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