2017.03.04 口内保育シクリッドの稚魚の育成 2

一昨日の記事の続きになります。

卵もしくは稚魚を吐かせた後の育成になります。


稚魚がすでにヨークサックがないもしくは、ヨークサックがあっても自由に泳いでいる状態の場合は酸欠にならない程度のエアーで問題ありません。


卵の状態もしくは、ヨークサックの大きい稚魚の状態の場合、酸素の供給や腐敗防止のために適度に水流を当ててやる必要があります。

要は親が口のなかで卵や、稚魚を移動させたり回転させたりしている事と同様もしくは、近い環境を作ることになります。

 

化繊の隔離ケースを用いて親と同じ水槽に浮かべ、そこにエアーをいれたり、容器に関しては、産卵箱やサテライト等の稚魚育成用の隔離ケースを用いても良いと思います。

エアーはストーンを用いて適度に回る程度にかけておけば問題はありません。





卵の状態の場合は少し注意して管理をしないと一つでも状態が悪くなると腐敗が伝染していきます。


当店では下の写真のようにして稚魚の育成を行っております。

プラケースの片側を2×4材の切れ端で高くして勾配をつけております。 


右側にエアー、左に稚魚がたまるような形になります。


この方が死んだ稚魚の見落しがすくないのと、エアーの回りが良いので、毎回このスタイルで行っています。





プラケースでの飼育期間中は魚が死んだり餌の残りが腐敗した場合は、取り除き直ちに親の水槽の水で全部換水した方が良いです。




ヨークサックが吸収されたら給餌開始となります。

この時点で他の魚と比較すると大きいので、餌に関してはブラインシュリンプでも口に入る大きさの人工飼料でも構いません。


給餌を、開始したら育成水槽に移しても良いと思います。その方が水かえの手間を省けます。



その後は魚のサイズに合わせて早めに水槽の大きさやフィルターのサイズ等を見直していく形になります。



丈夫な魚になるので余程手を抜かない限り全て育つことになります。前回の記事にも書きましたが、繁殖の際は増やしたあとの管理や引き取り先等の計画を立てて行ってください。


アフリカンシクリッドの育成に関してはまた機会があれば書いていきます。



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