60×60の水槽のやりかえを進めています。
エアーの配管をして、セラミックソイルを洗って一つはやっと終わったところです。
エアーの配管は始めてしまえばすぐ終わるのですが、セラミックソイルが洗っても洗っても水が濁り、やっとここまで出来た感じです。
セラミックソイルの案内はしたのリンクにあります。
ここからタイトルのほうの本題に入ります。
内容は至極当たり前のことが書いてあるだけですので魚の写真が見たい方は、読み飛ばして下までスクロールして下さい。
魚メインの水槽に敷く底砂やソイルの役割に関してですが、大まかに分けて二つあります。
水草水槽に関することはここでは省略させていただきます。
1.鑑賞目的
言えばベアタンクは殺風景です。その上シリコンの継ぎ目や水槽の下地等も目に付くため隠す目的です。
あとは魚の体色を出すために色味のあるものを用いる場合もあります。
落ち着いた色であれば魚もきれいに見えるものです。
2.水質維持
あまり考えない人が多いですがこちらの役割も大きいと思います。
ソイルやアラゴナイトサンド等のそれ自体に水質調整作用のあるものもあります。
軟水で飼育する魚や逆に硬水やアルカリ性の水質で飼育する魚等、底砂やソイルを用いて水質調整して飼育されている方は多いと思います。
その他に生物ろ過と物理ろ過の作用もあります。これは、薄敷きで底面フィルターを用いない場合でも有効になります。
海水のナチュラルシステムに於いても水槽内の水流により物質循環を成り立たせています。
淡水でも無理矢理に通水せずとも水が回れば底砂でのろ過は行われると考えています。
先日のペルヴィカの紹介でも触れましたが、ろ過器全体の容量が同じでも魚の成長に倍以上の差が出ました。
これは、生物ろ過だけの問題ではなく物理的な干渉作用もあると思います。水質変動が少なくなれば魚に対するストレスも軽減できるため成長が阻害される条件の排除になったと考えています。
これに関しては再度実験が出来ればやってみようと思います。
あとは物理ろ過の作用としては純粋にデトリタスを舞い上がりにくくするために水の透明度が上がります。これに関しては溜め込んだデトリタスは定期的に毒抜きが必要になるため飼育する魚種や規模、管理できるスパン等も踏まえて底床の選択が必要だと思います。
例えば大がかりな掃除があまり出来ないのに、大型魚の飼育で底砂を敷くよりも、舞い上がるものはフィルターで物理ろ過した方が早いです。
アピストグラマやペルヴィカクロミス等の場合によっては水かえや、フィルターのメンテナンスのスパンを伸ばしたい魚種の場合はろ過の補助として底砂やソイル等が有効になってくると思います。
水槽内の微生物の多様性という観点でも管理を怠らなければ有効になると思います。
また水槽システムについてのことは書いていく予定ですが、内容はあくまでも一人の主観に基づいたものになりますので、考え方の一つの側面と見てください。
ウアウペス産エリザベサエのF2です。原水の問題でかなりダメにしてしまいましたが、きちんと繋いで販売して行けるようにします。
最後になりましたが、青ぶるソイル、パワーハウスのセラミックソイルそれぞれ在庫しております。
大磯の酸処理は挫折したのでまた方法を考えます。
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親(F1)は仲は良いのですが、餌の時しか素焼きから出てきません。まだまだ行けるとは思うので水質と餌等色々試してみます。